日本地域情報振興協会が主催する、日本唯一のタウン誌・フリーペーパーのための祭典「日本タウン誌・フリーペーパー大賞 2016」の媒体エントリー受付が2016年7月1日から開始された。

同アワードイベントは、全国各地に約3000あるとされるタウン誌・フリーペーパーの実績や活動、存在価値を広く知ってもらうことを目的としている。さらに、発行元媒体社の制作意欲を掻き立て、より充実した取材活動を促進することによって地域の魅力を再発見し、地域経済活性化に貢献することが狙いだ。

審査は誌面クオリティや読者の支持率など多彩な視点から行い、その中から評価の高い媒体を選定して表彰する。

昨年は前年を超える盛り上がりを見せ、海外も含めて278誌がエントリーし、一般読者の支持を問う「読者投票部門」では投票総数が17万票を超えた。WEBニュースや地方テレビ局、各地の新聞、海外のラジオ局でも取り上げられ、メディアの注目度も高い。

全部で12の表彰部門があり、今年度から新たに有料媒体を対象とした「タウン誌部門」が設けられた。参加対象は、国内外で地域情報・コミュニティ情報を定期的に発行している日本語の紙媒体（有料・無料問わず）。

募集期間は7月1日から9月23日まで。一媒体につきエントリー料1万円（税込）のところ、7月中に応募すると5000円の早割が適用される。応募はアワードサイトのエントリーフォームから。

審査・読者投票は10月3日から11月13日までで、エントリー媒体展示会は11月末頃から12月初旬を予定している。12月1日には東京・渋谷でアワード特別セミナー＆前夜祭が、翌2日には上野で授賞式＆懇談会が行われる。