[ちちんぷいぷい‐毎日放送]2016年6月21日放送の「きょうの☆印」のコーナーで「47都道府県の一番搾り」が紹介されていました。


キリンビール　公式ホームページより

キリンビールは今年の5月から、地元生まれの一番搾りを順次販売。風土や郷土の味覚に合わせて作られているため、47種類もある一番搾りはすべて味わいが異なります。

「大阪づくり」はお得感ありのおもろい味！？　他の関西の味わいは？

「大阪づくり」のコンセプトは「ぶっちぎり、うまくておもろいビール」。開発者は"おもろい"を味で表現するのに悪戦苦闘。独特の香りを持つブラボーホップに出会い、その音の響きに面白さを感じ、貯蔵の際にはラジカセで面白い話を毎日聞かせて、醸造を促したと語っていました。

さらに大阪人はお得感を大切にするため、原材料の麦芽を通常のものより多く使い、アルコール度数も１度アップ。生産コスト高だが他府県のものと同価格なので「お得感があります」とのことでした。

その他、関西の一番搾りの特徴は次の通りです。

「京都づくり」は原料に京都府産麦芽を一部使用。すっきりとした中にも旨みが広がる上品な味わい。

「神戸づくり」は原料に兵庫県産山田錦を使用。旨みと華やかな香りがひとつになり、上品で軽快な味わい。

「滋賀づくり」は原料に滋賀県産麦芽を一部使用。澄んだ旨みだけを引き出し、すっきりきれいな美味しさ。

「奈良づくり」と「和歌山づくり」は秋に発売予定です。都道府県によって味わいが違うとなれば、飲み比べをしたくなりますね。まずは住んでいる地元の一番搾りに手が伸びそうです。（ライター：青空繭子）