日本人最高の380%アップしたヤクルトの雄平© KYODO NEWS IMAGES

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 昨季、二刀流の大谷翔平(日本ハム)が松坂大輔(現ソフトバンク)以来となる高卒3年目で年俸1億円に到達するなど、昨季大活躍した選手の多くが大幅アップした。そこで、日本人選手の年俸アップ率を振り返りたい。

 最も年俸がアップしたのは、雄平(ヤクルト)の380%アップ。それに続くのが又吉克樹(中日)の376%アップだ。パ・リーグで最も上位にランクインしたのは、3位上沢直之(日本ハム)となっている。

 1位の雄平は打者転向5年目の昨季、141試合に出場して打率.316、23本塁打90打点と自己最高の成績を残し大ブレイク。1度目の交渉で保留したが、2度目の交渉で4750万円増の6000万円でサインした。

 日本人選手年俸アップ率ベスト10は以下の通り

◆日本人年俸アップ率ベスト10

(金額は推定)

1位 雄平(ヤクルト)

アップ率:380%

推定年俸:6000万円/4750万円増

昨季成績:141試 率.316 本23 点90

2位 又吉克樹(中日)

アップ率:376%

推定年俸:4000万円/3160万円増

昨季成績:67試 81回1/3 9勝1敗2S 防御率2.21 振104

3位 上沢直之(日本ハム)

アップ率:360%

推定年俸:2300万円/1800万円増

昨季成績:23試 135回1/3 8勝8敗 防御率3.19 振105

4位 森唯斗(ソフトバンク)

アップ率:300%

推定年俸:4800万円/3600万円増

昨季成績:58試 65回2/3 4勝1敗 防御率2.33 振54

4位 福谷浩司(中日)

アップ率:300%

推定年俸:4500万円/3375万円増

昨季成績:72試 74回2/3 2勝4敗11S 防御率1.81 振72

6位 山田哲人(ヤクルト)

アップ率:264%

推定年俸:8000万円/5800万円増

昨季成績:143試 率.324 本29 点89

7位 浜田達郎(中日)

アップ率:243%

推定年俸:1700万円/1205万円増

昨季成績:16試 79回2/3 5勝3敗 防御率4.07 振72

8位 三上朋也(DeNA)

アップ率:237%

推定年俸:3200万円/2250万円増

昨季成績:65試 65回2/3 1勝4敗21S 防御率2.33 振67

9位 大谷翔平(日本ハム)

アップ率:233%

推定年俸:1億円/7000万円増

昨季成績:(投)24試 155回1/3 11勝4敗 防御率2.61 振179

     (野)87試 率.274 本10 点31

9位 福山博之(楽天)

アップ率:233%

推定年俸:3000万円/2100万円増

昨季成績:65試 67回1/3 4勝2敗1S 防御率1.87 振32

*契約更改交渉を行っていない鳥谷敬(阪神)は含まない