マイクロソフト、Skypeを Outlook.com に組み込み。ウェブから直接通話・IM

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マイクロソフトが新メールサービス Outlook.com に Skype の組み込みを始めました。ウェブの Outlook.com から、直接 Skype 通話やインスタントメッセージができるようになります。



Outlook.com への SKype 統合は、昨年夏の Outlook.com 公開時から予告されてきた機能。Webメールの画面からチャットや音声・ビデオ通話ができます、ならば Gmail でも昔から対応してきた機能であり目新しさはありませんが、Outlook.com は新しい時代のメールサービスを目指して Facebook や Twitter 、LinkedIn、Google (連絡先)、Sina Weibo などさまざまなサービスやアカウントとの連携を売りとしており、マイクロソフトの一部門でありメッセンジャー後継たる Skype の組み込みは自然な流れです。

Outlook.com への Skype 統合は現在英国向けにのみプレビューとして提供されており、近日中に米国向けに、今年の夏にも段階的に世界で利用できるようになる予定です。

Outlook.comで使うマイクロソフトアカウントと Skypeアカウントをマージすると、これまでの Skype コンタクトや旧メッセンジャーから引き継いだコンタクトが Outlook.comにも現れます。Skypeを使うには、届いたメールなどから相手のコンタクトアイコンをクリックして、連絡方法からインスタントメッセージや音声通話・ビデオ通話を選ぶだけ。

ただし肝心の音声・ビデオ通話については、開始しようとしたところでプラグインを別にダウンロードすることを求められます。プラグイン自体のサイズは小さく、システムやブラウザの再起動の必要はありません。

対応ブラウザは最近の Internet Explorer や Chrome、Firefox。完全にウェブだけで SKype できるようになったわけではなく、プラグインのインストールができない環境や非対応機器の非対応ブラウザなどでは使えません。(プラグインがなくてもSkypeのIMなら使えます)。