バイエルン・ミュンヘンは5月1日のチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグで、バルセロナと敵地で対戦する。ホームでのファーストレグで4−0と大勝しているバイエルンのユップ・ハインケス監督は、「カンプ・ノウでもゴールを決められる」と語った。

「ファーストレグのことを考え過ぎてはいけない。どちらが世界最強のチームかは分からないよ。バルセロナは何年も高いレベルにあった。バイエルンは、ファーストレグは偶然じゃないことを示したいと願っている。我々には我々のスタイルがあり、今年は素晴らしいチーム、最高のサッカーができるチームであることを示してきた」

また、ハインケス監督はスペインで再び指揮を執る可能性について、次のように話している。

「スペインのビッグチームを率いたときは、その場所の文化をとことん理解するのが正しい。そうすれば、より良い仕事ができるしね。私は、好きなときにスペインに戻れると分かっている。レアル・マドリーでチャンピオンズリーグを制覇し、アスレチック・ビルバオでも素晴らしい結果を残した」

一方、MFバスティアン・シュバインシュタイガーは、このようにコメントしている。

「ファーストレグで僕らは決勝への扉を開いた。でも、まだ仕事は終わっていない。決勝に行くために、情熱をもって、力を注がなければならないんだ。特に、相手がバルセロナのようなチームならなおさらだよ。僕らはファイナル進出を夢見ている。でも、危険がたくさんある試合が待っていると分かっているよ」

バイエルンはDFフィリップ・ラーム、MFハビ・マルティネス、DFダンテ、MFルイス・グスタボ、FWマリオ・ゴメスが累積警告リーチ。イエローカードをもらえば、決勝に進んでも出場できない。シュバインシュタイガーは「そうなったら、僕らにとっては問題だね。でも、今はロンドン(決勝開催地)にたどり着くために全力を尽くすことだけが目標だ」と話した。