5日のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドB組の韓国−台湾(チャイニーズタイペイ)の試合が行われる前、台湾の美少女3人が台湾代表にエールを送った動画が韓国で物議をかもしている。複数の韓国メディアが報じた。

 少女らは試合前、インターネット上に台湾を応援する47秒あまりの動画を掲載した。「加油」「中華隊」と書かれた紙を持ち、「7時半から始まる台湾と韓国の試合を見て下さい」と試合を宣伝しながら応援メッセージを伝えた。

 動画では途中、ひとりの少女が丸められていた韓国国旗を広げ、カメラの前で再度ぐしゃぐしゃに丸めてみせるシーンもあった。国旗は手書きだった。少女らは国旗を丸めると、「韓国に必ず勝つ」「台湾がんばれ!」などと笑顔で台湾を応援した。

 試合後に動画の存在を知った韓国のメディアは、少女らの行為を非難。「いくら自分の国を応援する気持ちが強くても、一国の尊厳性を象徴する国旗をゴミのように扱う常識外れで刺激的な応援だ」と指摘し、不快感をあらわにした。(編集担当:新川悠)