国立社会保障・人口問題研究所が2011年末に発表した統計によると、単身で暮らす20歳から64歳の女性の32%が「相対的貧困」だという。

 国立社会保障・人口問題研究所は昨年12月20日、「女性の活躍による経済社会活性化」に関するデータ分析を発表。この中の資料を見ると、単身で暮らす20歳から64歳の女性の32%が「相対的に貧困」で、同じく単身で暮らす20歳から64歳の男性の相対的な貧困率は25%だという。

 ネット上では、「どうしてこんな国に」「これでも上がる税金・・・」「こえー」「明日は我が身!」などの反応が見られた。また一方で、「これ男女関係ないだろ。男も25%いるんだから」「数字のトリック」「実家暮らしだからあんまよくわかんない」などの反応もあった。

◇関連サイト
・相対的貧困率の推移:2007年から2010年 - PDFファイル
http://www.gender.go.jp/danjo-kaigi/kihon/kihon_eikyou/jyosei/08/pdf/siryou3.pdf

(上野佑)