アヤックスのオランダ代表GKマールテン・ステケレンブルフが29日、ローマ入りした。ローマとアヤックスが合意に至り、ローマの新守護神となる同選手は、現地時間22時30分にローマのレオナルド・ダ・ヴィンチ空港に到着している。

夫人や代理人のロベルト・ヤンセン氏とともに到着したステケレンブルフは、空港でイタリアでの代理人であるファビオ・パリージ氏やローマのサルヴァトーレ・スカーリア氏に迎えられるとともに、出口でファンからの歓迎を受けている。

また、ローマFWミルコ・ヴチニッチのユヴェントス移籍はサインを残すのみとなった。29日午後、両クラブの首脳陣とヴチニッチの代理人の３者が会談し、良い形で交渉がまとまった。ユヴェントスはローマに約1800万ユーロ（約20億円）の移籍金を支払うようだ。キャッシュで1500万ユーロ（約16億6000万円）が支払われ、残りは目標達成に応じたボーナスになると見られる。

ヴチニッチはユヴェントスと４年契約を結ぶようで、年俸は350万ユーロ（約３億9000万円）の見込み。交渉は30日にもまとまる可能性があるが、サインが実現するのは週明けになるかもしれない。

一方で、ユヴェントスは長く追ってきたリヨンMFミシェウ・バストスに別れを告げようとしている。フランス『レキップ』によれば、同選手はリヨンとの契約延長に向かっているようだ。リヨンは1500万ユーロを求めたが、ユヴェントスはこれを支払わない方向と見られ、リヨンは2013年までとなっているＭ・バストスの契約延長をオファーするようだ。

また、ポルトDFロランドの代理人であるペッピーノ・ティッリ氏は、イタリア『Calciomercato.it』に対し、「彼に関するニュースはない。唯一関心を抱いているのはバレンシアだ。ユヴェントスも気に入っていたが、何もなかったよ」と明かしている。