ボローニャにとって長い一日は、ネガティブな形で幕を終えることとなった。セルジョ・ポルチェッダ前会長時代の問題により、同クラブは規律委員会から勝ち点2ポイントのはく奪を命じられたのだ。これにより、ボローニャの勝ち点は22となり、フィオレンティーナやジェノア、カリアリに抜かれ、パルマやキエーヴォと同勝ち点となった。

13日に行われた規律委員会での審議の目的は、ボローニャの報酬、および今シーズン第一四半期の拠出金の支払いが遅れている点だ。クラブ側の弁護士が罰金処分のみとすることを求めたのに対し、検察側は勝ち点2ポイントのはく奪と、ポルチェッダ前会長に対して6カ月、シルヴィーノ・マラス代表取締役に対して2カ月20日の職務停止処分を要請した。

ボローニャはクラブ経営陣が変わったが、最終的に直接の責任を問われ、勝ち点をはく奪されることとなった。ボローニャは昨年12月、5月分と6月分の税金滞納により、すでに1ポイントの勝ち点はく奪処分を受けている。

一方、マッシモ・ザネッティ会長をはじめとする新経営陣は、クラブ上層部に最初のテコ入れを行った。マラス代表取締役や幹部のピエル・ジョヴァンニ・リッチ氏は、今後クラブの一員ではなくなるとの知らせを受け取っている。