11日に開幕したサッカー・ワールドカップ南アフリカ大会は1次リーグの3分の1が終了、全チームが初戦を戦い終えた。イギリスのブックメーカー、ウィリアムヒル社は早速最新の優勝オッズランキングを発表したが、スイスに敗れたスペインが依然として32チーム中で最小倍率を保った。中国新聞網が伝えた。

 日本と韓国が勝利し、イングランドが引き分け、北朝鮮がブラジルから1点を挙げるなどさまざまな話題が登場した「第1節」だったが、優勝候補筆頭のスペインがスイスに敗れる波乱が待っていた。しかし、この波乱は今のところスペインのオッズには大きく影響していないようだ。大会直前に発表されたオッズでは5倍だったが、最新オッズは4.5倍になり、いずれも初戦に勝利を挙げたブラジルの5倍、アルゼンチンの5.5倍を抑えて1位をキープした。  10倍以下の倍率になっているのは、このほかにドイツ(7倍)、イングランド(8倍)、オランダ(8倍)を加えた全6チームだ。スペインに勝利したスイスは251倍から100倍へ、日本は401倍から250倍に、韓国は251倍から125倍へと倍率が下がった。なお、ブラジル戦で善戦した北朝鮮は2001倍から2500倍と逆に倍率が上がった。

 1次リーグはすでに「第2節」に入っているが、終了後にはどのようなオッズ変化が見られるか。(編集担当:柳川俊之)



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