菅直人首相が副総理・国家戦略担当相だった2009年9月、民主党の喜納昌吉参院議員に、「基地問題はどうにもならない」「もう沖縄は独立した方がいい」などと語ったことが分かった。中国でも同話題が紹介され、インターネットでは、沖縄を独立させろなどの声が集まりはじめた。

 菅首相の「沖縄独立」発言は、喜納昌吉参院議員(党沖縄県連代表)が著書「沖縄の自己決定権−地球の涙に虹がかかるまで」で明らかにした。中国では、多くのメディアが同情報を伝えた。

 記事を掲載した中国のニュースサイトには、沖縄はもともと独立国で、中国に服属していたとの主張や、独立させてから中国の属国にせよとの意見が集まりはじめた。菅直人はよいことを言うとの書き込みもある。(編集担当:如月隼人)



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