水野美紀
 CS放送ファミリー劇場では、2月2日から毎週火曜午後9時の「火曜空想科学館」枠で、今年生誕45周年を迎える「ガメラ」の全12作品を放送する。作品をより楽しむための特別番組「女優・水野美紀が語るガメラ」(2月2日午後9時ほか)でナビゲート役を務める女優の水野美紀が14日、都内で共同インタビューに応じた。

――特別番組の収録をされてみていかがですか? みどころは?

水野美紀(以降、水野):歴代のガメラが制作されていく中で、海中戦をしてみたり、空中戦をしてみたり、試行錯誤している感じで、いろいろと歴史を知っていくのが面白かったです。あと、特撮技術向上の歴史にもなっているので、制作側の工夫、努力を見ることができましたし、アナログの良さを改めて感じることもできました。

――水野さんにとってガメラはどんな存在?

水野:友達みたいな存在ですね。親近感がありますね、共演してるんで(笑)。あと、見た目もやっぱりかっこいいですよね。

――ご自身も「ガメラ2 レギオン襲来」(1996年)に出演されていますが、思い出やエピソードは?

水野:札幌の撮影は、雪の中で大変でした。お弁当なんて、つついたら割り箸が折れるような(笑)。その雪の中、衣装がミニスカートだったというのが印象深いですね。あれ以降いろんな監督の作品を見たんですが、他の作品と見比べてみて、金子監督のこだわりはここか!と感じました(笑)。ガメラの足も綺麗に撮っていましたかね(笑)。

 実は仙台での撮影では、私も通行人のエキストラとして出ているんです。自分の出番がなくて暇だから撮影現場に遊びに行ったら、面白いから出よう!となって…。帽子をかぶって通行人として出ています。絶対分からないようになっていますが(笑)。

――視聴者の方へのメッセージをお願いします。

水野:(ガメラ全12作品放送は)続けてみるからこその楽しみが詰まってます。(特番では、)ガメラを通して特撮技術の向上ですとか、今のガメラに落ち着くまでの歴史もわかります。ガメラもどんどんカッコよくなっていきますので、楽しんで見ていただけると思います。

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