17日にジェノヴァのマラッシで行われるセリエA第8節、ジェノア対インテル戦は、シーズン前にジェノアからインテルへ移籍したMFチアゴ・モッタとFWディエゴ・ミリートにとって、ほかとは異なる一戦となるだろう。かつて自分を愛し、そしておそらくは今も愛しているチームとの対戦は、非常に辛いものだ。

筋肉のケガで戦列を離れているT・モッタは、ジェノア戦で復帰できる可能性もある。同選手は『ジェノア・ライブ』のマイクに対し、次のように語った。

「自分が出られるかどうかは分からない。明日(15日)検査をするけど、練習はしてきたし、調子はかなり良いよ。でも、筋肉のケガをしたところだから、慎重になる必要がある。僕自身は、とてもうまくやっているチームとの土曜のゲームに出られることを願っているよ。僕が素晴らしい時間を過ごせた街での試合だ。ジェノアには最高のスタジアムと、非常に熱狂的なサポーターがいる。素晴らしい試合になるはずだし、出たいと思っているんだ」

一方で、同じく筋肉を負傷しているミリートは、土曜の試合に出場することができない。ジェノアのことは常に心にある“プリンチペ(王子の意。ミリートの愛称)”は、試合を前にこう話している。

「今年もジェノアは去年と同じように、素晴らしい熱意をもって戦っている。大きな補強をしたし、すべての試合に勝つことを願っているよ。ただし、土曜が過ぎてからね。インテルのチームメートには、ジェノアについて色々と話した。でも彼らは、あらゆる点で難しい場所での試合だということを理解している。僕らが戦うのは素晴らしいチームであり、ホームでは常にプラスアルファの力を出せる相手なんだ。僕は試合に出られないけど、自分の家に戻ることは、いずれにしても最高さ。ジェノアはずっと僕のホームなんだよ。あそこで素晴らしい時を過ごせたんだからね」