ウガンダ軍は、中央アフリカ共和国近郊に拠点を置いていたウガンダ反乱グループから人質を救出した。救出されたのは100人もの子供兵士と青年兵士だ。


ウガンダ軍は『神の抵抗軍( the Lord's Resistance Army:LRA)』少佐の身柄を拘束したこと、また2週間前にウガンダ軍が侵攻して以来、4人の『神の抵抗軍』メンバーを殺害したことを発表している。ウガンダ北部発祥の『神の抵抗軍』は20年以上も政府と抗争している。

1994年に『神の抵抗軍』は子供や青年を拉致、その数は2万人以上で抵抗軍の85%を占めていると言われている。反政府運動への加入儀式として、殺人や手足の切断、住民の殺害、襲撃、放火、性的暴行などを行っていることで国際的非難を浴びている。

今回の救出は氷山の一角。救いを求めている子供たちは、今も恐怖におびえていることだろう。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)

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