「チームウェンズデイ」の応援団、石原さとみ（左）と小栗旬

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　０９年３月に創刊５０周年を迎える「週刊少年サンデー」（小学館）と「週刊少年マガジン」（講談社）による共同プロジェクト「チームウェンズデイ」が１８日、発足した。都内で行われた記者発表会には、漫画家のあだち充、高橋留美子、ちばてつや、藤子不二雄Ａらが出席。また応援団として、俳優の小栗旬、女優の石原さとみが駆けつけた。

　「チームウェンズデイ」は、両誌の発売日が水曜日であることから命名。４月１０日から新雑誌「名探偵コナン＆金田一少年の事件簿」を毎月２回発行するなど、今後１年間、様々なコラボレーション企画が行われる。

　応援団として登壇した小栗は、「マンガは教科書」というほどのマンガ好き。特に「あだち充さんのマンガは全部読んでます」と話していた。好きなキャラクターは、あだち充原作「タッチ」のヒロイン、浅倉南。「自分の名前を自分で言う女性って苦手なんですけど、南ちゃんは逆」とマニアぶりを披露していた。

　週刊少年サンデーの創刊号に「海の王子」を寄稿した漫画家の藤子不二雄Ａは、当時、週刊少年サンデーの編集長から執筆依頼を受けた翌日に、週刊少年マガジンの編集長からもオファーがあったというエピソードを披露。「（マガジンからの依頼を）土下座してお断りしましたら、それから、講談社から一切オファーがない」と笑わせた。

　コラボレーション企画は、新雑誌の発行にとどまらず、ユニクロで毎週新柄のキャラクターＴシャツを５３週にわたって発売するほか、テレビゲームソフト、カードゲーム、野球盤の開発、チョコレート、金銀メダルの発売など多岐にわたっている。