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日本能率協会は11月21日、第9回「ビジネスパーソン1000人調査」(理想のチーム(所属する最も身近な部署の単位)編)の結果を発表した。調査期間は9月28日〜10月9日、調査対象は20〜69歳の正規・非正規雇用就業者(パート・アルバイト、専門職業、自由業を除く)、有効回答は1,000人。

○チームの雰囲気、過半数が「満足」

現在の職場のチームの雰囲気を尋ねると、54.5%が「満足している(とても+やや)」と回答。満足している理由としては、「困ったときに互いに助け合うから」が39.6%と最も多く、次いで「自分なりの創意工夫で仕事を進めることができるから」が27.2%、「互いに情報を共有したり学びあったりしているから」が22.2%となった。

一方、「満足していない」(45.5%)と答えた人にその理由を聞くと、「フェアな評価がなされていないから」が24.0%で最多。以下、「困ったときにも互いに助け合うことがないから」が21.8%、「互いに本音を話せないから」が21.3%と続いた。

魅力を感じるチームは、1位「困ったときに助け合えるチーム」(47.0%)、2位「メンバー同士が仲の良いチーム」(29.5%)、3位「コミュニケーションが活発なチーム」(28.2%)。またチームリーダに関する設問では、チームに満足している人はリーダーの雰囲気づくりを評価する一方、満足していない人は評価が低い傾向がみられた。

上司から言われて嫌だと思う一言は、1位「使えないな」(33.8%)、2位「そんなこともできないのか?」(32.6%)、3位「余計なことをするな」(23.4%)。他方、やる気がでる一言は、1位「ありがとう」(35.1%)、2位「よくやった」(23.9%)、3位「頑張ってるね」(19.8%)となった。