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1月 その1

フォルクスワーゲン・ポロ

新規プラットフォームを採用する6代目ポロは、より大きく、広く、走りがよくなり、内装のクオリティも過去最高レベルとなる。

ヴォグゾール・グランドランドX

ヴォグゾールは、プジョー3008のメカニズムやインテリアのテクノロジーを活用した2万2000ポンド(339万円)台の新型車で、日産キャシュカイの牙城に挑む。いささか面白味に欠けるクルマではあるが。

セアト・アロナ

イビーザがベースのクロスオーバーは、1万6000ポンド(246万円)台の価格帯でルノー・キャプチャーに挑む。登場時は1.0ℓと1.5ℓのTSIガソリンターボをラインナップする。

セアト・レオン・クプラR

レオン・クプラの最強モデルは3万5000ポンド(539万円)ほどで販売される。2.0ℓ直4ターボは310psを発揮し、モード切り替え式ダンパーとフロントの電子制御デフ、よりシャープなステアリングを備える。

プジョー5008

MPVからSUVへ鞍替えするモデルは多いが、5008はバーサタイル性を持ち続けている。走りもいい。プラットフォームは、弟分の現行3008と共通だ。

ジャガーE-PACE

急速に成長するコンパクトSUVクラスだが、これからの参入はやや出遅れの感もある。プレミアムブランドではアウディQ3やBMW X1がすでに足場を固めているが、それでもE-PACEはそれらの魅力的なオルタナティブになりうるだろう。

1月 その2

ポルシェ911カレラT

カレラの標準モデルより軽量で走り重視のTモデルは、リヤシートを取り払い、ドアハンドルをナイロンのループに置き換えるなど内装を簡素化。シャシーはPASMスポーツサスペンションを標準装備し、レスポンスを磨き上げた。エンジンはカレラと同じ370psの3.0ℓフラット6ターボだが、標準装備の7段MTはクロスレシオ化されている。

起亜ソレント

起亜の最大のモデルは、内外装に多少の変更を加えるフェイスリフトを受ける。また、新たにGTラインと銘打ったスポーティなトリムが設定される。

レンジローバー

フェイスリフトを受けるレンジローバーは、ヴェラールに似たフロントのデザインを得て、ハイブリッドと565psの最上級グレードが設定される。

ロールス・ロイス・ファントム

8代目へと移行するファントムだが、精巧極まるクラフトマンシップと行き届いた快適さ、たやすく発揮できるパフォーマンスを併せ持つのはこれまで通りだ。ロールスはこれまでのやり方を大きく変えることはないが、新たなアルミ構造体の採用で剛性は引き上げられる。

レンジローバーPHEV

ハイブリッドのレンジローバーは、とくに都市生活者に歓迎されるだろう。市街地での短距離移動が多いなら、たいていはEV走行で済んでしまうはずだ。

ポルシェ911GT3ツーリングパッケージ

純粋主義者に向けた911というこれは、自然吸気フラット6と6段MTを積んだGT3から固定リヤウイングを取り去った。GT3RSをツーリング重視に仕立てた911Rは限定モデルだったが、今回のツーリングパッケージはレギュラーモデルだ。

2月

ジープ・コンパス

ジープが放つ日産キャシュカイのライバルであり、レネゲードとチェロキーの間を埋めるモデル。かつて存在した兄弟車のパトリオットと統合されたそれは、新規プラットフォームで基本性能を大きく高めた。

BMW i3S

BMW初のピュアEVであるi3に、これまた初のEVホットハッチというべきバージョンが追加される。184ps/27.5kg-mのスペックは、標準仕様よりパワーで13ps、トルクで2.1kg-mのアップ。スタイリングも、多少スポーティにモディファイされる。

日産リーフ

新世代のEV市場を切り開いてきたリーフは、7年を経て第2世代へ移行。航続距離は400kmを謳い、半自動運転機能や、旧型より優れたダイナミクスを得た。

アウディA7

4ドア・クーペの新型は、アウディの新たなデザイン言語が適用される。テクノロジーや洗練性、ハンドリングも新たな領域に踏み込む。

アウディRS4アバント

450psのパワーは10年前と変わらないが、61.2kg-mのトルクは20kg-m近いアップ。最高速度は280km/hに達する。

ランボルギーニ・アヴェンタドールSロードスター

新型SUVが話題の中心となっているランボルギーニだが、やはり主役はスーパーカーでなくては。アヴェンタドールSに追加されるオープンバージョンは、740psで350km/hに達する。

アストン マーティン・ザガート・スピードスター

アストンとザガート今回のコラボでは、4モデルが登場する。クーペ、ヴォランテ、シューティングブレークと、28台の限定生産が予定されるこのスピードスターだ。

フォルクスワーゲンUp! GTI

VW最小モデルのUp!だが、ボディサイズは初代ゴルフに近い。GTIの1.0ℓ直3は116psを発生するが、これも初代ゴルフGTIの1.6ℓ直4とほぼ同じ。プロトタイプを試乗したところ、活発な走りのキャラクターもまた、共通するものが感じられた。

フォード・フィエスタST

STライン仕様に試乗する限り、新型フィエスタのシャシーは実に甘美だった。しかし、STに積まれる200psの直3エンジンにより、ドライバビリティが損なわれないか危惧される。

3月

スバルXV

新型プラットフォームにより全長は延びたが車高は下がり、安全性と走りは向上した。

ヴォグゾール・インシグニア・スポーツツアラー/グランドスポーツGSI

インシグニアVXRに代わるスポーツグレードには、かつてヴォグゾールが用いていたGSIの名が蘇る。2.0ℓガソリンターボは、255psと40.8kg-mを発生。4WDとトルクベクタリング機構を備え、アジリティも向上する。

ミニ

新型ミニは、昨年のフランクフルト・ショーでスポーツグレードとEVのコンセプトカーが公開された。市販版は、それらよりトーンダウンしたものになるだろうが。

BMW M5

6代目となるM5は4WDを装備し、4.4ℓV8ツインターボは600psを発生。先代モデルより軽くなり、0-100km/hは3.4秒、最高速度は305km/hに達する。

BMW X2

BMWのSUVラインナップに開いた数字のギャップを埋める、X2が登場する。次期1シリーズのプラットフォームを用い、スタイリング重視に仕立てられる小型SUVで、既存ラインナップより低い年齢層への訴求が狙いだ。

アウディS7

アウディスポーツが手掛けるA7は、2車種が用意される見込み。下位ラインナップではV6の採用が進んでいるが、こちらはV8が従来通り積まれることとなりそうだ。

ベントレー・コンチネンタルGT

第3世代のコンチネンタルGTはすでに姿を現しているが、そのデリバリーが本格的にスタートする。2ドア・4シーター・W12という初代からのフォーマットに変わりはない。4.0ℓV8は遅れて設定されるが、年内には登場するだろう。

4月 その1

三菱ショーグン・スポーツ

日本ではかつてチャレンジャーの名で売られたSUVは、2015年にタイで3代目が発表され、世界各国で販売されてきた。トヨタのランドクルーザー(日本で言うところのプラド)に対抗するモデルで、先代の販売終了から時を経て英国市場へも、2.4ℓディーゼル/181ps仕様のみながら導入されることとなった。

モーガン・エアロGT

顔を出してもすぐにいとまを告げることとなるこのクルマは、エアロ8を空力的により煮詰めた限定モデル。生産台数は8台のみで、エアロ8の有終を飾る意味合いもある。

アウディA6

5代目に移行するA6のエクステリアは、2014年に発表されたプロローグ・コンセプトの要素を色濃く受け継ぐものだ。

ルノー・メガーヌRS

ルノー・スポールが手掛けるメガーヌのホットバージョンは、次期型で1.8ℓにダウンサイズ。280psのパワーは、ライバルたちに比べれば見劣りするが、四輪操舵の採用で、パワー差を補うほどのアジリティを発揮すると期待される。

フェラーリFXX-Kエボ

ラ フェラーリがベースのサーキット専用車が、さらなる進化を遂げる。かなりの思い切りと金銭的余裕がなければ、無縁なクルマではあるが。

4月 その2

アストン マーティン・ヴァンキッシュSアルティメット

現行ヴァンキッシュSのラストを飾る特別仕様車は175台限定で、3種類の専用塗装が標準モデルとの違いだ。

ジープ・グランドチェロキー・トラックホーク

SUV版マッスルカーは、サーキット走行を想定したような仕様が施される。しかし、700psオーバーのV8ヘミを積んだ4WDの実力を合法的に楽しめるような道は、日本にも英国にも見当たらない。

フェラーリ・ポルトフィーノ

フェラーリの新型オープンGTは、先代に当たるカリフォルニアTと同じ3.9ℓV8を搭載するが、40ps強化された。軽量化と剛性アップも果たし、最高速度は320km/hに達する。

ランボルギーニ・ウルス

ハイパフォーマンスSUVの発売が続きそうな2018年においても、スーパーSUVを標榜するのはランボルギーニくらいのものだ。ランボ初のターボユニットである4.0ℓV8ツインターボは、86.7kg-mものトルクを発し、最高速度は305km/hにも届くという。価格は16万5000ポンド(2541万円)からと予想される。

5月

メルセデス・ベンツAクラス

メルセデスは量販モデルであるハッチバックを、アグレッシブな顔つきを持つ新たなデザインモチーフ導入の先駆けとする。また、Sクラスに着想を得たインテリアや、優れた経済性も兼ね備える。

フォルクスワーゲン・ポロGTI

次期ポロGTIは、ゴルフGTIのレシピに則ったパフォーマンスのスケールダウンに、初めて成功したクルマとなるだろう。200psに強化され、価格は2万ポンド程度とみられる。

MG 6

中国ではすでに公開済みだが、英国上陸は5月の見込み。マツダ・アテンザを手本になぞったようなデザインはともかく、先代から飛躍的に質感を高めたインテリアは一見の価値ありだ。

アストン マーティンDB11ヴォランテ

DB11のコンバーティブルは、コーナリングで真価を発揮するV8モデルがまず投入される。4.0ℓエンジンは、AMGから供給されるものだ。

BMW M3 CS

軽量化のために、カーボンのパーツが多く用いられる。それは、ルーフやボンネット、スポイラーやディフューザーなどに及び、10kgの重量削減と低重心化を実現する。

6月

ベントレー・ベンテイガPHEV

ベントレーはハイブリッドモデルを3車種ラインナップする予定だが、その先陣を切るのは販売好調なベンテイガで、ポルシェのカイエンS E-ハイブリッドと同じシステムを用いる。これに続くのは、新型コンチネンタルとフライングスパーだ。

BMW i8

マイナーチェンジが実施されるBMWのハイブリッドスーパーカーは、手に入れる価値のあるモデルとなるかもしれない。というのも、次期モデルが登場するか否か、まったくの未定だからだ。

トヨタ・ヤリスGRMN

ヴィッツGRMNとは異なるエクステリアを持つ欧州専売車だが、エンジンは212psの1.8スーパーチャージャーで、MTとLSDを組み合わせるというメカニズムは、基本的にヴィッツのそれと同じものだろう。剛性を高めたボディには、専用サスペンションが装着される。英国での販売予定数は100台だ。

BMW i8ロードスター

i3のフェイスリフトと時を同じくして、i8には新たなバリエーションが登場。フォールディングルーフを持つ2シーターで、クーペ比60kg増の1594kgだが、電気モーターのアップグレードで12psアップの374psを得る。

メルセデス-マイバッハSクラス

マイバッハはいずれ独立ブランドとして復活するかもしれないが、いまのところSクラスの最上位機種として生きながらえている。先にマイナーチェンジしたSクラスに準じ、マイバッハ仕様にも改良が加えられるだろう。

ジャガーF-PACESVR

F-PACEのホットモデルは、F-タイプSVRが搭載する5.0V8スーパーチャージャーと8段ATを移植。575ps/71.3kg-mで、四輪を駆動する。