by Colin and Sarah Northway

VRヘッドセット(VRゴーグル)が相次いで登場した2016年は「VR元年」と呼ばれ、2017年もその勢いは続いているような印象がありますが、一方で、没入感が高いゆえの悲劇が報告されています。

TASS: Society & Culture - VR glasses blur reality leading to death blow for Moscow resident

http://tass.com/society/982465



ロシアの通信社・タス通信によると、モスクワのMarshal Zhukov Avenueにあるアパートで、44歳の男性がVRヘッドセット使用中の事故で亡くなったとのこと。

当局担当者のユリア・イワノーワ氏が語ったところによれば、男性はVRヘッドセットを使用している最中に転倒し、ガラス製のテーブルに激突。割れたガラスで傷を負い、失血死したものと考えられるそうです。

VRヘッドセットはVR世界に没入できるように作られているため、周囲に危険が迫っていても気付きづらいことは間違いありません。

くれぐれも、VRヘッドセットを使う際には、周囲に危険なものがないか事前に確認し、できるだけ広くて安全な場所を選ぶようにしてください。