何があった? 元「怒り新党」青山愛アナが7月末にテレ朝を退社、海外留学へ
「青山愛(めぐみ)アナウンサーが、7月末でテレビ朝日を退社するようです。6月25日に放送される『いま世界は』への出演が最後になるみたいですね。8月からは渡米し、ワシントンにある大学院に進学するとか」(テレビ局関係者)
青山といえば、テレビ朝日の人気女性アナウンサーのひとり。
「彼女は、’11年4月にテレビ朝日に入社しました。アメリカで13年間を過ごした帰国子女で、京都大学経済学部を卒業しています。語学力はもちろんですが、大学時代のモンゴルでのボランティア体験やフランスでのホームステイなど、海外での活動経験も豊富です」(同・テレビ局関係者)
そんな輝かしい経歴をもつだけに、入社後も華々しい活躍を見せていた。
「1年目の7月に、『速報!甲子園への道』のローカルパートでアナウンサーデビューしました。その後、4年半にわたって『報道ステーション』の気象キャスターやスポーツキャスターを担当。今年の1月からは、BS朝日の『いま世界は』で報道キャスターを務めるなど、若手ながら着々とステップアップしていましたね」(同・テレビ局関係者)
ニュース番組だけでなく、バラエティーでも才能を見せており、
「フリーアナウンサーの夏目三久さんの後任で昨年4月から1年間『マツコ&有吉の怒り新党』に出演しました。有吉弘行さんとマツコ・デラックスさんという毒舌タレント2人からの鋭いツッコミにもひるまない発言で、話題になりましたよ」(スポーツ紙記者)
しかし、内心では現在の仕事に不満も抱えていたようで、
「彼女は学生時代から海外のNGOで活動するなど国際情勢に興味があったので、入社当時から報道のような国際的なキャリアを積める部署を強く志望していたんです。でも、自分が担当する仕事はスポーツやバラエティーと、報道の最前線の仕事とはほど遠いものでした」(制作会社関係者)
テレビ朝日に入社して6年がたち、自らの生き方を考えることもあったのか、
「『いま世界は』で、ニュース番組のキャスターを担当しましたが、自分が現場に出ていきたいという思いに加え、30歳を目前にして今一度将来を見直してみたのでしょう。本当に仲のよかった人にしか相談していなかったそうですよ。かなり悩んだ上での決断だったのではないでしょうか」(同・制作会社関係者)
青山の退社の件に関して、テレビ朝日に問い合わせたところ、
「青山愛アナウンサーが、今年7月末で退社することは事実です。また、退社した後はアメリカに留学すると聞いております。それ以上の詳細につきましては、プライバシーに関することになりますので、お答えは控えさせていただきます」(広報部)
彼女は、『怒り新党』の最終回の日に更新した自身のブログでこう語っている。
《自分ではなく、周りに設定された「基準」や「スタンダード」に縛られてしまって、自分の軸を持つこと、自分の軸を伝えること、多様性の価値を実感することを、怠っていました。相手への思いやりは忘れずに、でも、取り繕って好かれるよりも、自分らしくいて、嫌われる勇気を持てたら、かっこいいなと思っています》
アメリカでの留学をとおして、彼女はより“自分らしく”なって戻ってくるに違いない!