ペタッと貼れちゃう!どこでもスマホ置き場になる「Grip STRIP」が超便利

写真拡大 (全11枚)

「スマホを手元に置きたいのに、スペースがない!」そう思ったことはありませんか? そんなときは、スマホを壁や窓に“貼り付けて”収納できる「Grip STRIP」が便利です。洗面所や浴室などでも、「Grip STRIP」があれば壁を “スマホ置き場” に変えられます。はたして使い勝手はどうなのか? 実際に筆者が使ってみました。

 

■シリコン素材だから壁を傷つけずに貼れる!

「Grip STRIP」はシリコン素材のジェルパッドです。使い方は簡単。「Grip STRIP」を壁に貼り、そのうえにスマホをペタッと貼り付けるだけ。接着剤もマグネットも使わないので、壁を傷つけません。

▲壁に「Grip STRIP」を貼り、そのうえからスマホを貼り付ける

 

▲貼り付け完了!

スマホを貼り付ける際、本体を「Grip STRIP」に “ぎゅっ” と押し込むと、吸着が安定します。吸着が甘いとスマホが落下してしまうので、しっかり押し込みましょう。ちなみに、「Grip STRIP」が壁にちゃんと貼り付いていれば、スマホより重いものでも固定できます。

 

■いろいろな場所に貼り付けてみた!

「Grip STRIP」の特徴は、どんな場所も “スマホ置き場” にできること。それなら、どんな場所で使えるか、実際に筆者がいろいろな場所に「Grip STRIP」を貼ってみました。

 

1、 浴室

お風呂でのリラックスタイムにスマホで好きな音楽を楽しむ、という人も多いと思います。しかし、体や頭を洗っているときは、両手がふさがってスマホを持てませんよね。いざスマホを置くにしても、ユニットバスでは設置スペースがなくて困ることも。「Grip STRIP」を使えば、狭い浴室にもスマホを設置できます。

上の写真ではiPhone 6sを使用していますが、iPhone 7のように耐水仕様のスマホなら、少し水滴が飛んでも安心です

 

2、 枕元

「寝る前に操作していたスマホが、朝になったら見つからない…」そんな人は、枕元にスマホを貼り付けるのがおすすめです。目覚めたとき、すぐにスマホを操作できるのはもちろん、就寝前横になりながらスマホを操作するのにも役立ちます。

 

3、 仕事机

何かと雑多になりやすいのが職場の机。資料や書類でスマホが埋没してしまい、見つけるのにひと苦労することもあります。壁やパーテーションなど、自分から見えやすい位置にスマホを貼り付けておけば、見失うこともありません。

▲パソコンの横など、常に目につく位置にスマホがあれば、大事な通知を見落としにくくなる

 

4、 曲面

伸縮自在な素材を生かし、少し曲がっている場所にも「Grip STRIP」を貼り付けてみました。自動車の中など、周囲に平面の壁がない場所でも “スマホ置き場” をバッチリキープできます。

 

■自撮りにも使える!

スマホを壁や窓に貼り付けて思ったのが、「両手が自由になって便利」な点。電話やビデオ通話を使うときも、顔の高さにスマホを貼り付ければ、空いた両手でほかの作業ができます。

なかでも、いちばん便利なのが「自撮り」をするときでした。スマホをインカメラ&タイマーモードに設定して、壁や窓に貼り付ければ、ハンズフリーで自撮りができます。ホームパーティーで集合写真を手っ取り早く撮りたいときにもおすすめです。

 

■スマホ以外も貼り付けOK

「Grip STRIP」には、スマホ以外も貼り付けられます。たとえば、玄関の壁に「Grip STRIP」を設置し、鍵を貼り付ける、といった使い方もできます。鍵をなくしがちな人も、ドアから近い位置に収納スペースがあれば、紛失のリスクを減らせます。

ちなみに、ペンやマーカーなど筒状のものも貼り付け可能。よく使う文具を貼り付けておくと、必要なときにすぐ取り出せます。

 

■どこにでも貼り付けられるけど…

「Grip STRIP」を使うなかで残念に思ったのが、“どこにでも貼り付けられる” 長所が、“小さい汚れが付きやすい” という短所でもある点。一度壁に貼り付けると、裏面には壁の、表面にはスマホの汚れが付いてしまいます。

また、一度使った「Grip STRIP」をほかの場所に貼り付けると、本体に付いた汚れの影響か、吸着力が若干落ちたように感じました。表面の汚れは水で洗い落とせますが、使うごとに水洗いするのは少し面倒です。

▲表面の汚れは、濡れ布巾や水で落とせる

スマホと「Grip STRIP」がうまく吸着していないと、スマホが剥がれ落ちてしまうことも。使い慣れていないうちは、高い場所にスマホを貼り付けないほうが良いかもしれません。

といっても、スマホの収納場所として見逃しがちだった“壁”を有効活用できるのはかなり魅力的です。実売価格は1728円です。

 

(取材・文/神戸紅実子

かんべくみこ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」に所属。”平成生まれ昭和育ち”ながら、スマホやアプリに関する記事を若者文化に乗り遅れまいと執筆中。東横線ユーザーだが、ときどき中央線沿線にも出没する。