一部の女性たちの間で「メガネ男子」が愛されているようだ。1月23日、はてなブログに「メガネ男子って萌えるよね」という記事が投稿されていた。

筆者はアニメゲームや漫画、映画などをおすすめするブログを運営する甘夏さん。メガネ男子が好きで、

「メガネをかけているだけで私の脳内フィルターを通って3割り増しに見えるのだ」

萌えを語る。(文:okei)

「メガネを外したところを見てみたい」と妄想

その魅力として、まず「『目が悪い』という弱さ」が挙がった。どんなマッチョでもイケメンでも弱点を周囲にさらしているのと同じで、「あ、この人目悪いんだぁ。可愛いなぁ〜」と感じてしまうのだという。

次に、不思議と「知的に見える」こと。「アニメキャラも頭の良いキャラは男女問わずメガネかけてる率がかなり高い」というわけで、知的な男性への憧れを語る。もちろん、メガネをかけている人が全部頭が良いわけではないことくらい分かっているさ…とも、つけ加えている。

さらに、「メガネを外したところを見てみたい」と、印象のギャップを語り、風呂や寝るときに「私にしか見せない無防備な姿に激萌え!」と妄想を走らせる。自身は目が良いため、心のどこかで憧れているのかもしれないとのこと。ちなみに「伊達メガネ、てめーはダメだ!」と、見せかけだけのメガネをけん制。あくまでナチュラルで、と釘を刺す。

この記事には、はてなブックマークが100以上つき、「わかる。眼鏡男子っていいよね」など、共感した人が色々とコメントを寄せている。

「いやぁ〜嬉しい事を言ってくれますねぇ(笑)←視力0.08の人」
「自分もメガネ男子です。奥さんはメガネフェチです。需要と供給が一致しています」

など、男性からの幸せな書き込みも見られた。日本は平和である。

「逃げ恥」星野源は鉄板、執事のディーン・フジオカにも注目

このようにメガネ男子に萌えている女性は意外と多く、昨年末のNAVERまとめでも話題になっている。特にアクセスが多かった「萌え要素が多すぎるw今期のメガネ男子達があざとすぎる件」では、2016年のアニメやドラマで活躍したメガネ男子たちが紹介されていた。

星野源がメガネ姿で演じたドラマ、「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS)には、

「特に源さんのメガネをくいって上げる姿、たまらないな〜好きだな〜キュンってする」

など、メガネが似合いすぎてそれこそカッコよさ5割増しとなった星野源に興奮するツイートが目白押し。また、「IQ246〜華麗なる事件簿〜」(TBS) では、執事役のディーン・フジオカに注目が集まった。「今期のドラマのスーツ+メガネのディーン・フジオカが私の心をつかむどころか握り潰しにきてる」など、萌えまくる女性たちのツイートは止まらない。

アニメでは「舟を編む」(フジテレビ)、「ユーリ!!! on ICE」(TBS)、「3月のライオン」(NHK総合)の主人公たちの名前が挙がっている。共通点はちょっとぼさっとした黒髪の、地味めで真面目な男子たちであること。ツイートでは「メガネを外した時の美しさ…」など、ギャップ萌えも語られ、ツボがしっかり押さえられている。

実は筆者もメガネ男子に萌える一人で、2016年末の紅白歌合戦は星野源にメガネをかけていて欲しかった。各メディアの方々には、(ご存知とは思いつつ)ここに市場があることを改めてお伝えしておきたい。

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