人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(画像は公式サイトのスクリーンショット)

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TBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の第6話が放送された2016年11月15日、インターネット上には男性一同の絶叫がこだました。

「ガッキー」こと新垣結衣さん(28)演じるヒロインが星野源さん(35)演じる相手役とキスする場面があったためだ。その衝撃はあまりに大きく、2ちゃんねるのスレッドでは実況が集中し過ぎ、一時的にダウンするほどだった。

「あーーー!!ーー!!ー!!ー!」

ドラマは「職ナシ」「彼氏ナシ」の主人公・森山みくり(新垣さん)が、恋愛経験ゼロの独身サラリーマン・津崎平匡(星野さん)と「契約結婚」し、奇妙な夫婦生活を送るというラブコメディー。キャスト5人がエンディングで踊る「恋ダンス」も話題を呼び、毎週右肩上がりで高視聴率を叩き出している。

第6話は、契約結婚の事実を知らないみくりの伯母・百合(石田ゆり子さん)の働きかけで、みくりと平匡が新婚旅行に行くというもの。中でも注目を集めたのが、電車の中でのキスシーンだった。終着駅に着くと、平匡は突然みくりの手を握り、顔を近づけて唇を重ねたのだ。目を見開くみくりのアップとともに、ドラマはそのままエンディングに突入した。

その瞬間、2ちゃんねるの実況スレッドには

「うわあああああああああああああああああああああああああああああ」
「俺のガッキーになにをするんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ」
「あーーー!!ーー!!ー!!ー!」

という文字の絶叫がいくつも並んだ。あまりの勢いにスレッドのサーバーが一時ダウンしてしまったようで、復旧後には「最終回でもないのに実況落とすガッキー」「普通のドラマの1回で鯖落ちるとか記憶にないな」と驚きの声が相次いだ。

星野源とキスして間接的にガッキーと」の珍案も

脊髄反射のような叫び声投稿が一旦止むと、今度は星野さんに対する「恨み節」が続出した。ツイッター上には、

「なんで星野源はガッキーとキスして給料もらえるんですか?」
「三浦春馬なら許せるのに、星野源やとなぜか許せない」
「ガッキーとキスしてんのにラジオとかで童貞の味方感出してくる星野源なんなんだよ」

などと、ガッキーファンらからの理不尽な怒りがぶちまけられている。あまりのくやしさに「星野源とキスして間接的にガッキーとキスしたい」という珍案まで飛び出す始末。

ここまで恨まれてしまった背景には、「プロの独身」というドラマ上の設定や、星野さんの「非イケメン」「下ネタ好き」という日頃のキャラクターが影響した側面もあるようだ。

ただ一方、星野さんは根強いファンが多くいることでも知られる。そのためネット上には女性ファンからの「星野源とキスできるなんてガッキー羨ましいなぁ」「源様!!!私にも!!」といった声も少なからず上がっている。

ちなみに第6話の平均視聴率は13.6%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)となり、前週第5話の13.3%を上回り、自己最高の記録となった。