めちゃめちゃ美味しそうである。
しかし、このような躍動感あふれる漫画の元となった現場はこんな感じだ。



スタッフに見守られ、なんとも食べにくい風景である。
漫画の飯テロに出くわしたら、絵になるまえの撮影現場をイメージしてみよう。



そして料理の撮影現場はやたら腹が減るので、コバラサポートを飲んで我慢する。

漫画そのものでなくても、実写で漫画的なリアクションも取れる。演じてもらったのは芸人の「かんちゃま」。その体型からも分かるように、食べることが大好きだ。



リアクションにもポイントがある。箸を口に近づけるのではなく、顔を箸に近づけて食べることで、より美味しく見えるそうだ。顔で食べに行く、がポイントとのこと。






間違いなく美味しそうである。ちなみにかんちゃまはこのような仕事が多く、たまに美味しくない料理に出会うこともあるそうだ。そんな時は、「個性的」「食べたことない味」とコメントするそうである。

さらに全身を振るわせ、エフェクトをつけるとこうなる。



さらに激しくしてみよう。
漫画によっては、主人公が作った料理を食べた審査員が空に飛び出したり、果ては宇宙を飛び回ったりするなど、オーバーなものも多い。それを実写でやるのだ。




このように飛び上がるほど美味いのかと思いきや、メイキングを見ればなんのことはない、ワイヤーで宙吊りにされて、実際には味どころではないのである。




このように撮影の裏側が分かれば、飯テロは怖くないのだ。
ちなみに一番後ろで引っ張っているのはカメラマンである。もはやカメラマンとしての仕事を放棄して、リアクションを一緒に作り出している。




さて最後に「楽しそうなバーベキュー写真」に対抗してみよう。