【東京都】地震リスク危険度ランキングだけでは判断できない!?プロが教える物件選びの注意点
「地震に強いエリアに住みたいけれど、ハザードマップや危険度ランキングだけで決めていいのかな…?」
東京都が約5年ごとに公表する「地域危険度測定調査」は、建物の倒壊や火災リスクを総合的に評価した信頼性の高いデータで、物件選びの指標としてもよく活用されています。
しかし、建築士・ホームインスペクターである、さくら事務所取締役の田村啓さんによると、「ランキングの数字だけで安全・危険を判断するのは危険」とのこと。
今回は、ランキングの実態と、後悔しない物件選びの本当のポイントを分かりやすく解説します。
■ 1. ワーストとベストの違いは「地盤」と「街並み」
ランキング上位(ワースト)には、荒川区、台東区、墨田区など「東京都の東側エリア」が多く並びます。古い木造住宅が密集し道も狭いため、地震時の「建物倒壊」や「火災の延焼・避難のしにくさ」が主な理由です。
一方、危険度が低いエリア(ベスト)には、日の出町、稲城市、多摩市など「西側の多摩エリア」が多くランクインしています 。硬く安定した「武蔵野台地」の上にあり、区画整理された新しい住宅街が多いためリスクが低くなります。
■ 2. 「平均値」の罠!安全とされるエリアにも思わぬリスクが
では、「東側はダメ」「西側なら100%安全」かというと、決してそうではありません。
最も重要なのは、「ランキングはあくまで区や市全体の平均値」ということです。
安全な地域でも局地的なリスクはある
西側エリアであっても、ピンポイントで見ると「元は川だった場所を埋め立てた」「盛り土をした土地」など、地盤が揺れやすい場所が存在します。
・水害や土砂災害リスクも個別にチェック
今回のランキングは「地震」専用です。東側の水害、西側の土砂災害など、災害の種類ごとにハザードマップを確認することが欠かせません。
・大事なのは「リスクを知り、避難先を確保すること」
リスクがあっても「早めに親戚の家やホテルへ避難する」などの対策を立てておけば、住むこと自体は問題ありません。
■ 3. 地盤が良くても「建物の劣化」で耐震性は激減する
もうひとつ重要なのが「建物自体のコンディション」です。
いくら地盤が良くても、雨漏りや経年劣化で構造が傷んでいれば、地震で倒壊する危険性が高まります。特に中古住宅では「現在の建物の状態」を正しく把握することが不可欠です。
自分たちでは分かりにくい地盤の局地リスクや建物の劣化状態を知るには、プロによる「ホームインスペクション(住宅診断)」の活用が効果的です。
■ まとめ
・地盤と密集度がリスクを左右する: 東側は木造密集で火災・倒壊リスクが高め。西側は硬い台地と広い道路で危険度が低い傾向にあります。
・区全体の「平均」ではなく「ピンポイント」で確認: ランキングは全体の平均です。危険度が低い地域でも局地的に地盤が弱い場所があるため、町丁目単位での確認が必須です。
・地盤と「建物の状態」はセット: 地盤が良くても建物が劣化していれば倒壊リスクが上がります。リスクの把握と建物の維持が重要です。
「ランキング上位だから危険」「下位だから安全」といったイメージだけで判断してしまうと、隠れたリスクを見落としてしまうこともあります。
だからこそ「全体の平均データ」だけに頼らず、検討している物件のピンポイントな住所単位でリスクを確かめ、避難計画まで考えておくことが、大切な家族を守る確かな備えになります。
ピンポイントなリスクや建物の耐震性に少しでも不安を感じたときは、株式会社さくら事務所のようなプロのホームインスペクターに相談してみると安心です。
順位の数字にとらわれず、土地と建物の「リアルな状態」をプロと一緒にしっかり見極めておく。これこそが、いざという時の被害を最小限に抑え、家族みんながこれから先も長く安心して暮らせる大切な土台に繋がります。
東京都が約5年ごとに公表する「地域危険度測定調査」は、建物の倒壊や火災リスクを総合的に評価した信頼性の高いデータで、物件選びの指標としてもよく活用されています。
しかし、建築士・ホームインスペクターである、さくら事務所取締役の田村啓さんによると、「ランキングの数字だけで安全・危険を判断するのは危険」とのこと。
今回は、ランキングの実態と、後悔しない物件選びの本当のポイントを分かりやすく解説します。
■ 1. ワーストとベストの違いは「地盤」と「街並み」
ランキング上位(ワースト)には、荒川区、台東区、墨田区など「東京都の東側エリア」が多く並びます。古い木造住宅が密集し道も狭いため、地震時の「建物倒壊」や「火災の延焼・避難のしにくさ」が主な理由です。
一方、危険度が低いエリア(ベスト)には、日の出町、稲城市、多摩市など「西側の多摩エリア」が多くランクインしています 。硬く安定した「武蔵野台地」の上にあり、区画整理された新しい住宅街が多いためリスクが低くなります。
■ 2. 「平均値」の罠!安全とされるエリアにも思わぬリスクが
では、「東側はダメ」「西側なら100%安全」かというと、決してそうではありません。
最も重要なのは、「ランキングはあくまで区や市全体の平均値」ということです。
安全な地域でも局地的なリスクはある
西側エリアであっても、ピンポイントで見ると「元は川だった場所を埋め立てた」「盛り土をした土地」など、地盤が揺れやすい場所が存在します。
・水害や土砂災害リスクも個別にチェック
今回のランキングは「地震」専用です。東側の水害、西側の土砂災害など、災害の種類ごとにハザードマップを確認することが欠かせません。
・大事なのは「リスクを知り、避難先を確保すること」
リスクがあっても「早めに親戚の家やホテルへ避難する」などの対策を立てておけば、住むこと自体は問題ありません。
■ 3. 地盤が良くても「建物の劣化」で耐震性は激減する
もうひとつ重要なのが「建物自体のコンディション」です。
いくら地盤が良くても、雨漏りや経年劣化で構造が傷んでいれば、地震で倒壊する危険性が高まります。特に中古住宅では「現在の建物の状態」を正しく把握することが不可欠です。
自分たちでは分かりにくい地盤の局地リスクや建物の劣化状態を知るには、プロによる「ホームインスペクション(住宅診断)」の活用が効果的です。
■ まとめ
・地盤と密集度がリスクを左右する: 東側は木造密集で火災・倒壊リスクが高め。西側は硬い台地と広い道路で危険度が低い傾向にあります。
・区全体の「平均」ではなく「ピンポイント」で確認: ランキングは全体の平均です。危険度が低い地域でも局地的に地盤が弱い場所があるため、町丁目単位での確認が必須です。
・地盤と「建物の状態」はセット: 地盤が良くても建物が劣化していれば倒壊リスクが上がります。リスクの把握と建物の維持が重要です。
「ランキング上位だから危険」「下位だから安全」といったイメージだけで判断してしまうと、隠れたリスクを見落としてしまうこともあります。
だからこそ「全体の平均データ」だけに頼らず、検討している物件のピンポイントな住所単位でリスクを確かめ、避難計画まで考えておくことが、大切な家族を守る確かな備えになります。
ピンポイントなリスクや建物の耐震性に少しでも不安を感じたときは、株式会社さくら事務所のようなプロのホームインスペクターに相談してみると安心です。
順位の数字にとらわれず、土地と建物の「リアルな状態」をプロと一緒にしっかり見極めておく。これこそが、いざという時の被害を最小限に抑え、家族みんながこれから先も長く安心して暮らせる大切な土台に繋がります。
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個人向け不動産コンサルティング会社「株式会社さくら事務所」
◆株式会社さくら事務所
さくら事務所は「人と不動産のより幸せな関係を追求し、豊かで美しい社会を次世代に手渡すこと」を目的として、創業者・現会長の長嶋修が設立した、中立・公正な業界初の個人向け総合不動産コンサルティングサービス企業です。