【ワシントン=田島大志】米国のトランプ次期大統領は13日、バイデン大統領に円滑な政権移行を約束した。その言葉とは裏腹に、共和党内に混乱を巻き起こした人物を司法長官に起用して「報復」を示唆し、強権的な政権運営を目指す路線が鮮明になっている。トランプ氏は2021年の退任後、初めて大統領執務室に入った。バイデン氏は4秒間握手し、「お帰りなさい」と呼びかけた。トランプ氏は会談後、「政治は厳しく、あまり