「阪神紅白戦、白組0−0紅組」(3日、安芸市営球場)すさまじい剛速球に、球場内からどよめきと歓声が起こった。阪神の育成外国人のベタンセスが自己最速の161キロを計時。「正直あんまりびっくりしていない。そのためにずっと練習してきたんで」とたくましい体の右腕はチャーミングな笑顔を浮かべて振り返った。0−0の六回1死一、二塁だ。小幡を投ゴロ併殺打に仕留めた2球目を投じた際、電光掲示板には大きく16