日本航空(JAL)で安全をめぐるトラブルが相次ぎ、国交省が2024年5月、行政指導にあたる厳重注意を行った。注意の対象になったトラブルは5件。そのうちの1件が、パイロットが滞在先の米国で飲酒トラブルを起こし、その影響で折り返し便が欠航になった事案だ。JALが6月11日に国交省に提出した再発防止策では、運航乗務員(パイロット)や客室乗務員(CA)に対して、滞在先での「禁酒令」が出ていたことが明らかになった。同様の禁酒