山口高志氏は「第1回日米大学野球」でMVPに輝いた“上から叩く”フォームが躍動し、「打倒・東京」を成し遂げた。元阪急(現オリックス)の剛腕投手・山口高志氏(関西大学硬式野球部アドバイザリースタッフ)は1972年、関西大4年時に“無双”状態に突入した。春秋の関西6大学リーグ戦、第21回全日本大学選手権、第1回日米大学野球選手権、第3回明治神宮大会にすべてエースとして優勝の「5冠」を達成したのだ。最後の神宮大会では