約3割しか有効活用されていないとされるカカオの実に、美容製品への活用など新たな可能性が浮上した。明治は10日、カカオ豆の種皮・カカオハスクに他の植物よりも多量のセラミドが含まれていることを発見し、カカオハスクからセラミド(カカオセラミド)の抽出・素材化に世界で初めて成功したと発表した。カカオセラミドの抽出・素材化は、帝京大学と成分研究を行う中で独自の手法により実現。成分研究は今後も精度を高める