11日の債券市場で、先物中心限月6月限は反発。前日に行われた日銀総裁の就任会見がハト派的と受け止められ、早期の政策修正思惑が後退した。 日銀総裁に就いた植田和男氏は10日に開いた就任後初の記者会見で、現在の大規模緩和を支える長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)を継続することが適切と述べ早期の緩和修正思惑を牽制。マイナス金利政策についても継続するのが適当だと語り、市場