2017年、一つの小惑星が太陽系に接近している様子が確認された。その小惑星は「オウムアムア」。太陽系よりずっと遠くの深宇宙から来た恒星間天体であり、太陽系や原始生命の発生の謎を解明できる存在ではないかとして注目を集めることとなった。中にはオウムアムアのような星間天体が、地球外知的生命体によって人工的に作られた天体である可能性があると、驚きの説を提唱する専門家も現れた。ハーバード大学の天文学者アヴィ