※この記事は2012年04月26日にBLOGOSで公開されたものです 佐藤優の眼光紙背:第130回 4月26日、東京地方裁判所は、政治資金規正法違反(虚偽記入)の罪で強制起訴された元民主党代表の小沢一郎衆議院議員に対して無罪を言い渡した(求刑・禁錮3年)。良識に基づいた妥当な判決と思う。 日本の刑事裁判は、起訴されると99.9パーセントが有罪になる。旧ソ連の裁判よりも有罪率が高い。こういう状況で、無罪判決