同性愛者であることを暴露(アウティング)され、転落死した一橋大ロースクールの男子学生の遺族が、学校側の対応に問題があったとして起こしていた「一橋大アウティング事件」の控訴審判決が11月25日、東京高裁(村上正敏裁判長)であり、一審に続いて、遺族側の請求が退けられた。ただし判決には、一審では言及されなかったアウティングへの評価が明記された。「本件アウティングは(…)人格権ないしプライバシー権等を著しく侵