派遣型マッサージ店の女性従業員に乱暴したとして、強制性交の罪に問われ、一審東京地裁で懲役5年の判決を受けた俳優の新井浩文被告人の控訴審初公判が10月12日、東京高裁(細田啓介裁判長)であった。新井被告人は出廷しなかった。控訴審は結審し、判決は11月17日に言い渡される。弁護側は「新井被告人は性交について女性の合意があると誤信していて、強制性交等罪(刑法177条)の要件である『暴行』に当たるという認識が欠けてい