少年法の適用年齢を引き下げるべきかどうか、議論してきた法制審議会(内田貴会長)の部会が、法改正の答申案をとりまとめたことを受けて、犯罪被害者や遺族の支援をおこなっている団体「被害者と司法を考える会」が9月30日、法制審議会に対して白紙に戻すことを要望した。要望後、同会代表で、1997年に当時8歳の息子を交通事故で亡くした被害者遺族である片山徒有さんは「少年法は、言うまでもなく、非行してしまった少年の立ち直