2000年頃に進化の頂点新トレンドもtext:Yoichiro Watanabe(渡辺陽一郎)2000年頃までの乗用車のボディスタイルは、基本的に水平基調だった。サイドウインドウの下端が、後方へ真っ直ぐ伸びていく形状だ。1970年代には、ケンメリの愛称で親しまれた4代目スカイライン(1972年)、初代セリカに追加されたリフトバック(1973年)、ギャランGTO(1970年)などがボディ後端のピラー(柱)を太くデザインする手法を流行させたが、198