「どなたもどうかお入りください。決してご遠慮はありません」。これは宮沢賢治の童話「注文の多い料理店」の一節だ。二人の若い紳士が山奥にある西洋料理店「山猫軒」に入り、そこでおかしな注文をつけられていく......というあらすじだが、北海道小樽市には「注文の多い博物館」が存在している。 注文の多い博物館(画像は小樽市総合博物館フェイスブックより) これは小樽市の歴史と自然、北海道の交通史や科学技術を