最高裁判所は12月23日、改定版「養育費算定表」を公表した。養育費は通常、算定表に基づいて金額が決まることが多いが、算定表の見直しは2003年以来、16年ぶりとなる。通信費用など生活費用が増えていることや、社会情勢が変化していることが考慮された。離婚問題に取り組んできた中里妃沙子弁護士は「生活の実態に合わせたことで、予想よりも金額が増えましたし、ほぼ全てのケースで増額されることになりました」と評価する。●も