XFN-ASIAによると、ECB(欧州中銀)は9日、6月の月報を発表し、「最近の経済指標は、第2四半期で新たな景気の鈍化を示している」と指摘し、第2四半期のユーロ圏の経済成長は「比較的抑制される」との見通しを明らかにした。ECBは、最近の経済指標は、引き続き弱含みで推移していると指摘した。ただ、ECBは、ユーロ圏経済の短期見通しには、国内需要に関して不透明感が残るとしたものの、年後半には上向くと分析している。【了】