早稲田実業の看板選手と言えば、主砲の清宮 幸太郎(関連記事)、主将の金子 銀佑、1年生の4番打者・野村 大樹(関連記事)と、名前を挙げるのに苦労しない。一方、西東京大会の準々決勝で早稲田実業を破った八王子の場合、そうはいかない。準決勝で活躍した保條 友義は、大会を通じての打率は3割に届かない。優勝を決める三塁打を放った山口 駿は、準々決勝、準決勝と途中交代している。それでも、日替わりでヒーローが生まれ、