世の中には、あまりにも強大な権力を持っていたり、その存在自体の影響力があまりにも大きいために、批判にさらされず、あるいは批判が意味をなさないような、いうなれば「怪物的」な人物がいる。それは政治家であったり、経営者であったり、またはスポーツ選手であったりするが、最たる例は、読売グループのドン、渡邉恒雄氏だろう。渡邉氏への一般的なイメージは決して芳しいものではない。プロ野球・巨人軍のオーナー時代は