魔性の女バトルに三浦理恵子参戦。ドラマ「美しき罠」今夜4話
「男と女ってね、寝てないから想いが残るの。寝ちゃうと意外とすっきりするってことがあるものよ」
既婚上司との年の差恋愛に浮かれていた主人公(田中麗奈)が一転、出口が見えない女の闘いに巻き込まれていくドラマ「美しき罠〜残花繚乱」(TBS)。第三話では、謀略にたけた「妻」に続いて、新たな“敵”が現れる。利害関係がない、気楽な趣味仲間だったはずの「女友達」だ。
もともと、田中麗奈演じるヒロイン・西田りかがつきあっていたのは勤務先の常務(村上弘明)。しかし、二人の関係に気づいた常務の妻・美津子(若村麻由美)が、旧知の若者・圭一(青柳翔)とりかの見合いをセッティングし、夫を牽制。思惑通り、二人は別れることになる。しかし、美津子にとって圭一とりかがつきあいはじめたのは大誤算。というのも、圭一は長年、美津子に想いを寄せていたのだ。ただし、美津子と圭一の間に体の関係はなかったらしい。
自分でけしかけたくせに、いざうまくいくと腹を立てるというのも勝手な話だ。しかし、結婚以来ずっと夫の浮気に悩まされてきた美津子にとって、圭一が「女としての自信」を取り戻してくれる最強のポケモンだったことは想像に難くない。夫の浮気をなじる代わりに、明るく朗らかになぶる美津子なら“寝ちゃうと意外とすっきりする”なんてことは、おそらく百も承知だろう。
大切にとっておいたケーキに手を出すなんて!!! という怒りにも見える美津子の激情。だが、横から現れ、おいしくいただいたのは、りかの友人・麻紀(三浦理恵子)だった。麻紀は書道教室で知り合った年上の女友達。独身主義で恋愛とアンチエイジングに余念がない。ひとりでバーに繰り出し、めぼしい男を見つけると、“火がつかないライター”で会話のきっかけをつかみ、寝技に持ち込む。
なぜ、圭一をターゲットに定めたのか。麻紀は「上司の紹介で会った人と結婚を前提におつきあいしましょうってことになって」と、りかに報告された後、圭一のブログを検索し、行きつけのバーを見つけ、足を運んでいる。その行動の理由は明らかにされていないが、案外「ちゃっかりいい人ゲットして結婚か。ずるいな、りかちゃん」という麻紀のセリフに集約されるのかもしれない。悪意まじりの悪戯心でググってみたらヒットし、口説いたら陥落。据え膳食わぬはなんとやらで、いただいちゃったのではないか。
りかに「焦って答えを出さないでください。僕はいくらでも待ちますから」
とかなんとか言いながら、麻紀の太ももソフトタッチ攻撃にあっさり身を委ねた圭一。一体、この事態にどう収拾つけるのか。男としての真価と胆力を問われつつ、今夜9時から!
(島影真奈美)
既婚上司との年の差恋愛に浮かれていた主人公(田中麗奈)が一転、出口が見えない女の闘いに巻き込まれていくドラマ「美しき罠〜残花繚乱」(TBS)。第三話では、謀略にたけた「妻」に続いて、新たな“敵”が現れる。利害関係がない、気楽な趣味仲間だったはずの「女友達」だ。
もともと、田中麗奈演じるヒロイン・西田りかがつきあっていたのは勤務先の常務(村上弘明)。しかし、二人の関係に気づいた常務の妻・美津子(若村麻由美)が、旧知の若者・圭一(青柳翔)とりかの見合いをセッティングし、夫を牽制。思惑通り、二人は別れることになる。しかし、美津子にとって圭一とりかがつきあいはじめたのは大誤算。というのも、圭一は長年、美津子に想いを寄せていたのだ。ただし、美津子と圭一の間に体の関係はなかったらしい。
大切にとっておいたケーキに手を出すなんて!!! という怒りにも見える美津子の激情。だが、横から現れ、おいしくいただいたのは、りかの友人・麻紀(三浦理恵子)だった。麻紀は書道教室で知り合った年上の女友達。独身主義で恋愛とアンチエイジングに余念がない。ひとりでバーに繰り出し、めぼしい男を見つけると、“火がつかないライター”で会話のきっかけをつかみ、寝技に持ち込む。
なぜ、圭一をターゲットに定めたのか。麻紀は「上司の紹介で会った人と結婚を前提におつきあいしましょうってことになって」と、りかに報告された後、圭一のブログを検索し、行きつけのバーを見つけ、足を運んでいる。その行動の理由は明らかにされていないが、案外「ちゃっかりいい人ゲットして結婚か。ずるいな、りかちゃん」という麻紀のセリフに集約されるのかもしれない。悪意まじりの悪戯心でググってみたらヒットし、口説いたら陥落。据え膳食わぬはなんとやらで、いただいちゃったのではないか。
りかに「焦って答えを出さないでください。僕はいくらでも待ちますから」
とかなんとか言いながら、麻紀の太ももソフトタッチ攻撃にあっさり身を委ねた圭一。一体、この事態にどう収拾つけるのか。男としての真価と胆力を問われつつ、今夜9時から!
(島影真奈美)