11月19日発売の「anan(アンアン)」の特集は「オトコのカラダ」。アイドルや役者やアスリートといったさまざまな方面から、男性のカラダ(とハダカ!)について取り上げている

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11月19日発売の「anan」の特集は「ドキドキするのに、目が離せない! オトコのカラダ。」表紙はジャニーズJr.の男性アイドルグループ「Kis-My-Ft2」だ。

目次を紹介する。

●Kis-My-Fts そのしなやかなカラダに包まれたい、触れてみたい…!
●スペシャルエッセイ 島本理央
●男が服を脱ぐ…。体温まで感じて。 色気が薫り立つ瞬間に遭遇。
●カラダから芝居は作られていくのです。 役者のカラダ。
●男の ハダカだョ!全員集合
●スポーツ界を代表する7人のサムライ。 アスリートのカラダ。
●たくましい腕、美しい鎖骨、武骨な手… フェティシズムを刺激する男のパーツ。
●ときに颯爽と、ときにワイルドに。 白服と黒服の働くカラダ。
●壁ドン、顎クイ、床ドン、股ドン…。 男のオラオラ萌えしぐさを心理分析!
●アンチ筋肉!アンチ運動! 漫画家が証言 文化系なカラダこそ最強のエロス!
●頭のてっぺんからつま先まで オトコのカラダの謎を大解剖!

アイドル、役者、芸人、相撲取り、アスリート、二次元男子、仕草、妄想……こうして並べてみるとわかるように、今回の特集はさまざまな方向から男性の裸体について取り上げている。千差万別な女性の好みにできるだけ応えようとしているのだ。

たとえば細マッチョが好きなら、「Kis-My-Fts」のグラビアがおすすめ。腹筋の割れ方や鎖骨などにもドキドキするが、どうしても目が行ってしまうのは乳首である。7人の乳首を並べて見ると、ああ……乳首ってみんな違ってみんないい……という気持ちになる。

もっと味のある裸が好きなの……という人には、「役者のカラダ」。いちばん最初に取り上げられているのは新井浩文だ。裸ばっかり出てくる映画「愛の渦」で、ちょっとクセのあるヌードを披露していた新井が、映画「百円の恋」の役作りでボクサー体型へと肉体改造する一部始終がまとめられている。
斎藤工や岡田将生、鈴木亮平に西島秀俊(……ご結婚おめでとうございます……)のカラダについての言及もアリ。

「アスリートのカラダ」では、羽生結弦や錦織圭、入江陵介、白井健三、長友佑都、オカダ・カズチカ、坂本勇人らが並ぶ。みんな確かに「アスリート」ではあるが、まったくちがうカラダだ。
「アスリートのカラダって、努力の結果。その大前提があるから素晴らしいんだと思う」「アスリートのカラダは、プレー中が一番いいよね」という発言があるように、ある物事に対して最適化された肉体は本当に美しい!

そのほかにも、相撲取りやお笑い芸人、二次元男子のカラダについてもしっかりと触れられている今回の特集。
こういう特集の話をすると、必ず(主に男性の口から)出てくる「『※ただし若いイケメンに限る』でしょ?」。でもそんなことはない。「きょうは会社休みます。」の福士蒼汰乳首に毎週血眼になることもあれば、「裏切りのサーカス」の公園水泳シーンでゲイリー・オールドマンのお腹にキュンキュンすることもある。
また、これは少しR18な話になってしまうが、女性向け18禁動画サイトの「GIRL'S CH」には、「東京オナニースタイル」という人気シリーズがある。これはその名の通り、一般男性にひとりエッチのフリを見せてもらう企画(ときどき「フリ」ではなくなることも)。動画のコメント欄には、「顔は好みじゃないんだけど、身体がすっごく好みでドキドキしてしまった」なんて声も集まっている。

多くの男性は、自分のカラダが「見られる」ことに対して、積極的ではないし意識的でもない。だからこそ鍛えているカラダはキラキラして見えるし、逆に無防備さや隙の多さにドキリとさせられたりする。
このときめきは、「※ただし若いイケメンに限る」ではない。どちらかといえば「※ただし好みのカラダに限る」かなー。

最後に、ちょっとタメになる「オトコのカラダの謎を大解剖!」コーナーを紹介したい。Q&Aのひとつにこの項目がある。
「男性の乳首って意味あるの?」
吉田たかよし医師はこのように回答している。
「ずばり、意味はありません! 男性のカラダは、もともと女性のカラダを胎内で無理矢理男性に作り替えています。そのため女性にとっては授乳時に必要な乳首ですが、あって困ることはないので、男性にもそのまま残っているだけ。触って気持ちがいいのは、単に乳首の皮膚が薄いから」
そ……そうなの!? 男性乳首の先駆者・二村ヒトシさんに意見を聞きたいところだ。

「anan(アンアン) 特集:ドキドキするのに、目が離せない! オトコのカラダ。」11月19日発売

(青柳美帆子)