日本テレビ系列のドラマ「きょうは会社休みます。」は今夜10時放送! 第3話は朝尾のターンが予告されているが、その前に1話&2話をおさらい。大学生男子・田之倉(福士蒼汰)についてちょっと考えてみよう。

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日本テレビ系列の水10ドラマ「きょうは会社休みます。」(原作:藤村真理)。視聴率は第1話が14.3%、第2話は17%と、秋ドラマの中でも好調。30歳にして処女の主人公・花笑(綾瀬はるか)の平穏な日常が、職場のアルバイトの21歳大学生・田之倉(福士蒼汰)と誕生日の夜に一夜を共にするところから変わっていくラブコメだ。
しかしこのお相手の田之倉くん、胸キュンするポイントもあれば、「えっ……」とゲンナリしてしまうところもある。はたして田之倉はいい男なのか? 1話&2話の行動や発言をおさらいしてみたい。

胸キュンポイント


・スマートな誕生日サプライズ
飲みの席で偶然「花笑の誕生日が今日」と知った田之倉は、花笑がトイレに行っている間にケーキを注文。スマートに誕生日サプライズをキメる!
異性と2人っきりで誕生日を祝ったことのない花笑は大喜び。それを見つめている福士蒼汰の瞳、細められて色気が増している。「男の子」というよりも「男」、性欲をにじませる視線だ。

・巧みなメールテクニック
メール下手の花笑とは対照的に、田之倉はメール巧者。連絡先を交換したあと、「今、なにしてますか?オレはビール飲みながらテレビ見てました」と他愛もないメールを送ってくる。ちょうど同じ行動をしていた花笑がビックリしながら「ワタシも」と返信すると、「奇遇ですね。明日も仕事頑張りましょう」。
メールで「ミラーリング効果」を生み出しつつ、さっくりとメールを切り上げるうまさ。田之倉はほかにもメールで「秘密効果」をにおわせたりする。メンタリストDaigoに弟子入りをしているのだろうか。ら抜き言葉を使わないのも地味に好感度を上げてくる。

・安くておいしそうなお店を知っている
田之倉が「勝負デート」として選んだのは、大学の先輩がやっている行きつけのお店。メニューに値段が書いていなくて花笑はビビりまくるのだが、お会計を聞くと意外とリーズナブル(1人あたり3000円ちょい)。
そこそこ安く、おいしそうで、チェーン店ではないお店を知っている大学3年生はなかなかいない。行きつけなので食べログで調べた感もなく、しかも知人紹介効果で花笑に対する本気感を出しているのも無駄がない。

・壁ドン
エレベーターに駆け込む花笑を追いかけて、まずエレベーターの扉ドン、からのエレベーター内の壁ドン、そして流れるようなチュー。あまりのコンボに笑ってしまった。ほー、いいじゃないか、こういうのでいいんだよ、こういうので……。

■ゲンナリポイント



・彼女と別れたばかりなのに花笑とベッドイン
田之倉は彼女と別れたばかり。別れ話は電話で、しかもかなり冷たくあしらっている。それから一週間も経たないうちに、花笑とベッドイン。「本気です」とは言うものの、「遊び慣れているのでは?」という印象はぬぐえない。
また、花笑とホテルに行くまでのデートコースが、ゲーセンからのバッティングセンターからのホテルなのも気にかかる。ナンパ師かな?

・ヤッたら敬語じゃなくなる
裸で朝を迎えた2人。慌てふためく花笑に声をかける田之倉はタメ口だ。もちろん、それだけ心(と身体!!!)の距離が縮まった演出ではあるのだが、ヤッたら敬語じゃなくなる男はちょっと微妙。でも福士蒼汰の乳首があまりにも綺麗なのですべて許せてしまった。

・財布を忘れて払ってもらう
ラーメン屋で一緒にごはんを食べた2人。しかしお会計時に財布がないことが発覚。花笑が払い何事もなく店を出るものの、時間が経つとともに「ヒモ体質だったらどうしよう!」と不安になってくる花笑。
結局これは杞憂に終わるのだが、落としたい女性とご飯に行くのに財布の有無を確認してこないのはかなりツメが甘い。食事ではなくホテルだったら致命傷になるぞー。

・好きなバンドが「忘れらんねえよ」
「NO SEX NO CHILD」がテーマのバンド「忘れらんねえよ」をどうやら好んでいるらしい。花笑との一夜のあとに「サンキューセックス!」「ナイスセックス!」と口走っていなければいいのだが……。

さて、胸キュンとゲンナリをそれぞれまとめてみたが、設定だけで言えば「大学生のときに付き合うならいいけど、30を超えて付き合う相手としてはちょっと難アリ」という感じ。ただし本音を言えば顔が福士蒼汰というだけですべてのゲンナリポイントは霞んでいく(こういうこと言うと「結局顔か!」と怒られそうだけど、ちょっと福士蒼汰に関してだけは許してください)。

今日10時から放送の第3話は、もう1人のお相手・朝尾(玉木宏)が猛アプローチをかけてくる。キザでモテて遊び慣れている朝尾だが、花笑が困っているときに見透かして助け舟を入れてくれるところがあり、何より玉木宏だ。花笑と一緒に、今日も翻弄されましょう!

(青柳美帆子)