韓国のパクリお菓子事情とは? 味と見た目が劣る類似品にガッカリ

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韓国のお菓子は日本国内のお菓子の類似品が多数出回っているのはご存じだろうか。『ポッキー(グリコ)』に『かっぱえびせん(カルビー)』、『とんがりコーン(ハウス食品)』、『パックンチョ(森永製菓)』など数々の国内人気商品の類似品があるのだ。

そんなものが実在するのか? その類似商品がコリアンタウンこと新大久保の韓流グッズショップやスーパーに平然と売られているとの情報を得たので、実際に調査してきたぞ。実際に店内に入るとみたことあるお菓子だらけ。文字がハングルになっただけで、韓国ローカライズ商品と思ってしまうほどだ。しかしそれはローカライズ商品ではなく、無許可で商品化された類似商品なのだ。メーカー異なりオリジナルを模した商品が実際することに驚き。そんな商品を実際にいくつか購入し編集部で試食してみることにした。

まず最初に食べたのは『かっぱえびせん』の類似商品、『セウッカン(ノンシム社)』だ。パッケージも味も似ているが何か物足りない食感。本家『かっぱえびせん』と比較したが、「やめられないとまらない」のは『かっぱえびせん』の方だった。えびの風味も本家の方が格段に良い味を出している。この商品はパッケージに1971年に誕生し40周年と主張している。一方『かっぱえびせん』は1964年に商品化されている。また、この『かっぱえびせん』の類似品はキムチ味も発売されている。黒いパッケージがまさにそれだ。



『とんがりコーン』の偽物は最も似た味を出していた。やや油っこい気がしたがこれは韓国人向けの味付けなのだろうか。形も食感も『とんがりコーン』そのままだ。



中でも最も酷かったのが『ポッキー』の類似商品の『ペペロ』だ。類似でおいしければ良いが、作りが雑な上においしくないときた。チョコレートのコーティングがめちゃくちゃでボロボロとはがれ落ちるのはいただけない。日本の『ポッキー』の凄さが見られる商品だ。ちなみにこの商品を販売しているのはあのロッテだ。補足だが、韓国でも11月11日は「ペペロの日」とされておりポッキーの日を真似ているのだ。


『パックンチョ』類似品である『カンチョ』を試食。こちらはまともな部類だが、食感がカンパンみたいでパサパサしていた。また味とは関係ないが、印刷がずれまくっていたのが気になっていたところ。


最後は『エリーゼ(ブルボン)』にそっくりなお菓子『チョコハイム(クラウン社)』だ。これは意外にも非常に丁寧な作りで国内のお菓子に近い味だ。雑なところもなく食べやすく類似しているところ以外は問題ない商品と言える。

このように堂々と類似商品が売られる韓国。韓国の若者の中には、これをオリジナルだと思い食べている人もいるという。当然日本の商品がオリジナルだと知っている人も多数いる。日本の駄菓子文化から蓄積されたこのお菓子文化は他国にはかなわないと思うがなあ。

フジテレビの韓流特集で紹介されるのも時間の問題だネ☆

※この記事は、ガジェ通ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。