寄り切りで若元春（右）を下し、２敗を守った大の里（撮影・坂部計介）

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　「大相撲九州場所・９日目」（１８日、福岡国際センター）

　結びの一番を務めた大関大の里は小結の若元春と激突。寄り切りで２敗を守った。

　立ち会いから右を差し、がっちりと優位な体勢をキープ。そのまま力強く土俵際まで押し込み、最後は若元春を寄り切った。力強さ溢れる相撲に場内は大歓声がわき起こった。

　大関豊昇龍は美ノ海を上手投げで下し１敗をキープ。大関琴桜も立ち会いから圧力をかけ、最後は押し倒しで欧勝馬を下して１敗を守った。他に平幕の隆の勝が勝ち越しを決め、優勝争いをけん引している。