オーストラリアのダリル・ジョージ内野手【写真:小林靖】

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ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12

 野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は18日、台湾・台北市の天母球場で韓国―オーストラリア戦が行われた。昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも一躍話題になった「レッツゴー・ジョージ!」のコールが、観客席の台湾ファンと日本ファンにによって巻き起こった。

 6回1死二塁、2点を追うオーストラリアの攻撃中だった。打席にダリル・ジョージ内野手が入ると、観客席のファンが「レッツゴー・ジョージ!」のコールを始めた。日本ファンと台湾ファンが一体となってエールを送っていた。昨年のWBC東京ラウンドで、ティム・ケネリー外野手の娘・フローレンスちゃんが大きな掛け声を上げ、周囲の大人たちが続いたことで話題になった。

 当時と同じリズムで、同じジョージ相手に送られたエール。するとこれに応えるかのように左前打を放ち、チャンスを拡大した。さらに2死一、三塁からは打席のリアム・スペンス内野手に向けて日本のプロ野球・ロッテや台湾の楽天モンキーズで使われるチャンステーマが送られ、スペンスが左前タイムリー。1点差に詰め寄っていた。

(THE ANSWER編集部)