『ワンダヴィジョン』 ディズニープラスで配信中 (c) 2021 Marvel

写真拡大

(MCU)に、エリザベス・オルセン演じるスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフが正式に帰ってくる。ディズニー/マーベル・スタジオの本国版プレスリリースで明らかになった。

発表によると、オルセンがスカーレット・ウィッチ役を再演するのは、2025年配信のアニメシリーズ「マーベル・ゾンビーズ(原題:Marvel Zombies)」。実写出演ではなくボイスキャストとしての登場となるが、オルセンにとっては『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)以来およそ3年ぶりのMCU復帰となる。

オルセンとともに声優陣として発表されたのは、エレーナ役のフローレンス・ピュー、レッド・ガーディアン役のデヴィッド・ハーバー、シャン・チー役のシム・リウ、ケイティ役のオークワフィナ、ミズ・マーベル役のイマン・ヴェラーニ、アイアンハート役のドミニク・ソーン、ケイト・ビショップ役のヘイリー・スタインフェルド、ジミー・ウー捜査官役のランドール・パーク。役柄不明の新キャストとして、トッド・ウィリアムズの名前もある。

2022年夏のによると、本作は「ホワット・イフ…?」シーズン1の第5話『もしも…ゾンビが出たら?』で描かれた、スーパーヒーローがゾンビ化した世界で、新世代のヒーローが拡大するゾンビ禍に立ち向かう物語。このたび告知されたボイスキャストは、当時告知された登場キャラクターの顔ぶれとほぼ一致しているが、アイアンハートの登場が判明したのは今回が初めてだ。

(C)2021 Marvel

気になるのは当時の発表で、スカーレット・ウィッチが「ホワット・イフ…?」と同じく“ゾンビ化したヒーロー”として登場すると告知されていたこと。同じくゾンビ化するといわれていたキャプテン・アメリカやホークアイ、キャプテン・マーベル、アボミネーション、ゴースト、イカリス役のキャストは今回のクレジットに含まれておらず、オルセンの復帰だけが明示されている。

オルセンは『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』のあと、MCUへの復帰に前向きであることを明かしつつ、「ワンダヴィジョン」(2021)と同作の展開にはであったことにも言及しており、「彼女(ワンダ)には救われてほしい」と。2024年9月には、「ワンダを上手く活かせるのなら、いつでも喜んで復帰します」と。そんなオルセンが復帰を決意しただけあって、ただのゾンビではなく人間としてのせりふもある、一定以上の役割として登場する可能性が高そうだ。

監督・脚本は「ホワット・イフ…?」(2021-)のブライアン・アンドリュース、共同脚本は『&ウルヴァリン』(2024)のゼブ・ウェルズ。今回のプレスリリースによると、「マーベル・ゾンビーズ」は2025年10月3日にで米国配信予定だという。

Source: