8回に死球を受けた辰己涼介(右)を心配そうに見つめる侍ジャパン・井端監督

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 侍ジャパン・井端弘和監督(49)が7―6で勝利した17日の「プレミア12」のオープニングラウンド・キューバ戦(天母球場)後、この日の試合で死球を受けて負傷交代した辰己涼介外野手(27)について言及した。

 不測の事態に見舞われた。6―6の8回無死一塁で打席に入った辰己は、日本球界ではシーズン中に何度も対戦経験のあるモイネロ(ソフトバンク)と対戦。球界を代表する選手同士の戦いに球場も沸いたが、モイネロが投じた初球147キロの直球が左肘に直撃すると、場内は騒然。辰己は苦悶の表情を浮かべながら立ち上がれず。モイネロも心配そうな表情を浮かべるしかなかった。

 井端監督は試合後の会見で「辰己は今、病院行っているので。まだ報告は受けてない。病院の検査、結果を聞いてみないと分からないかなと思います」と話すにとどめたが「かなり痛がっていたから…」と心配そうな表情を浮かべていた。