石丸伸二氏 兵庫県知事選で斎藤氏対抗馬への22市長支持表明に私見「あれに乗ってない人もいる」
前広島県安芸高田市長で、7月の東京都知事選で次点だった石丸伸二氏(42)が17日、YouTube動画の生配信に出演し、兵庫県知事選を前に、県内の22市長が前知事の斎藤元彦氏への反対を表明したことについて、私見を語った。
斎藤氏の失職に伴う出直し選挙がこの日、投開票され、同氏の再選が確実になったと在阪各メディアが報じた。選挙戦の情勢では元尼崎市長の稲村和美氏(52)の優勢が伝えられていたが、SNSの盛り上がりを背景に斎藤氏が巻き返し、一騎打ちの大接戦と伝えられていた。
そんな中で、県内29市のうち22の市長が14日、稲村氏への支持を表明。斎藤氏への反発色を明確にしていた。
こうした動きについて、石丸氏は「知ってる市長もいるんで、いろいろお考えがあるんだろうなと思いました」と述べた。
選挙戦終盤にきての大きな動き。石丸氏は「そうだな…あのタイミングであのメッセージがネガ(ティブ)、ポジ(ティブ)、どっちに出るのか、危うかったんじゃないかなという気はします」と、私見を口にした。
中立を理由に、稲村氏支持表明の輪に加わらなかった市長もいた。石丸氏は「だからなのか分からないですけど、芦屋の高島(崚輔)市長は出てらっしゃらなかった。神戸市長もかな?久元(喜造)さんも。あれに乗ってない人もいるということ。それぞれの立場がある」とし、「詳しくは本人に聞かないと分からない」と付け加えた。